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翌朝、俺はぼんやりと目を覚ました。 (今、何時だ?) 時計を見るとまだ五時半前。 (もう少し寝れるな) 俺は抱き枕を抱きしめ、再び眠りに、眠りに、眠りに? (ウチに抱き枕なんて有ったっけ?) 目を凝らして抱き枕を見てみる。サラサラとしていて気持ちいい。じゃなくて! なんと、香澄ちゃんが俺に抱きついてスヤスヤと眠っている。 「起きろ~!」 「はにゃ!?」 ようやく起きてくれた香澄ちゃんは何が起こったのか分かっていない様子。 「あっ絵里菜くん、おはにょ」 「あぁおはにょ。じゃなくて! 何で俺のベッドに?」 「気持ち良さそうだったたらつい・・・・・・」 つい、ってあんた・・・・・・。 「とりあえず放してくれないかな? 動けないんだけど」 そう言うと香澄ちゃんは渋々ながらベッドから降りてくれて、俺はやっと香澄ちゃんから解放されて、大きく伸びをした。 「ねぇねぇ、御飯まだ?」 「はぃ? ウチで食べてくの?」 「ダメ?」 「いや、駄目じゃないけど・・・・・・」 まだ五時半ですけど・・・・・・。 って言うか、その上目遣いと涙目は明日香先輩譲りですか? 「わ~い、やった~♪」 無邪気にはしゃぐ香澄ちゃん、可愛いな~。 「さてと、今日の朝ごはんはっと。香澄ちゃん、和食と洋食どっちがいい?」 「どっちでもいいよ~」 だからそれが一番困るんだけど、まぁ時間も有るし、フレンチトーストでも、 オーブンで作るので表面がカリッと全体があっさりと仕上がる。 まず、オーブンを百八十度にして天板にオーブンシートを敷いておく。その後、バケットを二センチ角のコロコロした形に切って卵液に浸し、一人分ずつ手でふわっと掴んでシートに盛り、約十分焼く。最後に粉砂糖をデコレーションして完成。 飲み物は甘いものによく合うサラシア入りのコーヒーで。 「うわ~、おいしそ~♪ こんなのが朝から食べられるなら毎日来ちゃう♪」 おいおい、それは困る。 「美味しかった、ごちそう様でした♪」 「はい、御粗末様でした」 その後時間も早いので少々まったりしたあと、 「じゃあ行くか?」 「うん♪」 俺らはゆっくり、のんびり、学校へと向かった。 ←back index Novel top next→ |